衛生管理者という資格

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衛生管理者という国家資格は、「第一種衛生管理者」「第二種衛生管理者」と2つの免許に大別されます。第一種は全ての職務を行うことができ、第二種は一部の職務のみ行うことができるのですが、このふたつの違いは、労働衛生と関係法令において、有害業務に係るものを除くという点に限られます。

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受験資格と合格率|難易度

受験資格を簡単にまとめると…大学・高専を卒業後、労働衛生の実務を1年以上経験した者。高校を卒業後、労働衛生の実務を3年以上経験した者。10年以上労働衛生の実務を経験した者となっています。ただしその他細かい注意事項もありますので、安全衛生技術試験協会に問い合わせるか、ホームページ等で確認することをお奨めします。試験会場は全国にあり、北海道から宮城県、千葉県、愛知県、兵庫県、広島県、福岡県の七ヶ所で、試験は毎月定期的に実施されます。
第1種衛生管理者の難易度は、受験する人の経験値により異なります。例えば、一般的に衛生管理の実務経験の無い人は、受験資格を取得することは困難だと思われます。衛生管理者は、国家資格の中では最も簡単な部類に入ると云われますが、試験自体は、法律・労働生理学など多種にわたり、それなりの知識・経験が無ければ回答を埋めることは出来ないのが理由です。合格率については、平成16年度で48.7%となりますが、試験日によって問題の難易度が異なる場合もありますので、難易度が高い問題の場合は20%台の合格率になることもあるようです。

衛生管理者 過去問題

衛生管理者の試験問題は、基本的に毎回過去に出題した同様の問題が繰り返し出されていると言われています。その為、過去問題集を勉強することが合格への近道だといえます。ただし注意点としては、新傾向の問題が出されたり、法律の改正が行われている場合もありますので、極力、最新の公開試験問題が収録された過去問題の参考書を選ぶようにしましょう。私のお勧めの参考書は、中央災害防止協会の「新・衛生管理」(テキスト)大阪法令出版「衛生管理者試験問題集」などです。

衛生管理者 学習時間

では、第一種衛生管理者を受験しようとした場合に、どれくらいの学習時間が必要となるのでしょうか。当然、勉強時間は各個人の基礎知識や能力によるところが多いので一概には決め付けられませんが、口コミなどを見ていると、一日に1〜2時間程の勉強で、受験日の1〜2ヶ月前には週末にまとめて復習するといった学習時間で、合格している人が多いようです。勉強の方法としては独学で頑張る人や講習会や講座に参加して、そのテキスト+過去問題の載っている参考書というパターンに分かれます。また、労働基準協会連合会主催の、午前9時から午後5時×2日間の、衛生管理者試験 準備講習会というものもありますので、参考にしてください。

衛生管理者の有害業務とは

有害業務の法規則についてですが、有機溶剤中毒予防規則、特定化学物質障害予防規則、高気圧作業安全衛生規則、電離放射線障害予防規則、四アルキル鉛中毒予防規則、酸素欠乏症等防止規則、粉じん障害防止規則、鉛中毒予防規則などが挙げられます。そして有害業務の定義については、公正労働省が指定したものを指しますので、詳しくは安全衛生規則に記載をご確認ください。